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多肉植物、可愛いですよね。でも、育てる上でちょっと悩むのが「土」選びじゃないですか?特に初心者だと、どんな土が良いのか分からなくて、つい迷っちゃいますよね。そんな時、ふと目に入るのが身近なダイソー。もしかして、多肉植物の土もダイソーで揃うのかな? 多肉植物 土 ダイソー、この組み合わせって実際どうなの?使えるなら手軽で嬉しいけれど、失敗したくない気持ちもあるはず。この記事では、ダイソーの土が多肉植物に本当に使えるのか、使うならどんな点に気を付ければいいのかを、正直なところと合わせて解説していきます。これを読めば、あなたの多肉植物ライフがもっと気楽になるヒントが見つかるはずですよ。
ダイソーで買える園芸用の土、どんな種類がある?
ダイソーで買える園芸用の土、どんな種類がある?
まずは基本!園芸コーナーのラインナップは?
ダイソーの園芸コーナーって、店舗によって規模は違うけど、行ってみると結構色々なものがあって楽しいですよね。
土の種類もいくつか置いてあるのを目にするはずです。
「観葉植物の土」とか、「野菜の土」、「花壇の土」みたいな、用途が書かれた袋が並んでいます。
あとは、「腐葉土」とか「赤玉土」みたいな、土の材料になるような単体の用土も置いてあったりしますね。
ただ、パッと見て「多肉植物専用の土」ってハッキリ書いてあるものは、正直なところ、すべての店舗で必ず見つかるわけではない印象かな。
多肉植物に使えそうな土、候補を探る
じゃあ、多肉植物にダイソーの土を使ってみたい!って思った時、どれを選べば良いのか迷いますよね。
一番可能性が高そうなのは、やっぱり「観葉植物の土」じゃないでしょうか。
室内で育てる植物向けに作られているから、ある程度の排水性や保水性は考えられているはず。
でも、多肉植物はサボテンなんかと同じで、水をやりすぎると根腐れしやすい植物です。
観葉植物の土は、多肉植物にとってはちょっと水持ちが良すぎる場合があるから、そこは頭に入れておきたいポイントですね。
- 観葉植物の土:室内向け、水持ちが良い傾向あり
- 野菜の土:肥料分が多め、多肉には栄養過多かも
- 花壇の土:屋外向け、粒子が細かく重いことが多い
- 腐葉土:土壌改良材、単体では使わない
- 赤玉土・鹿沼土など:ブレンドの材料向き
意外な土も使える?隠れた逸品を見つける視点
そうそう、これ、結構重要なんですけど、ダイソーって本当に店舗によって品揃えが違うんですよ。
だから、もしかしたらあなたの近所のダイソーには、たまたま多肉植物に使えそうな、ちょっと粒が大きめの土や、ブレンドに最適な「赤玉土(小粒)」や「鹿沼土」なんかが置いてある可能性もゼロじゃないんです。
以前、知り合いが「ダイソーで買ったあの土、多肉に結構いい感じだったよ」って言ってたこともあります。
もしダイソーの土で多肉植物を育ててみたいなら、いくつかの店舗を覗いてみて、どんな種類の土があるかチェックしてみるのが賢い探し方かもしれませんね。
「これは多肉に使えそうかな?」って目で見てみると、意外な発見があるかもしれませんよ。
多肉植物にダイソーの土は使える?正直なところ
多肉植物にダイソーの土は使える?正直なところ
ぶっちゃけ、多肉植物にダイソーの土ってどうなの?
さて、本題です。多肉植物にダイソーの土は使えるのか?
結論から言うと、種類を選べば「使えなくはない」というのが正直なところです。
ただし、園芸店や多肉植物専門店で売られている「多肉植物専用の土」と全く同じように考えて使うのは、ちょっと待った!です。
多肉植物は水はけの悪い土だと根腐れしやすいデリケートな植物。
ダイソーの土は、一般的な植物向けに作られているものが多く、多肉植物にとっては水持ちが良すぎる傾向にあるんです。
特に「観葉植物の土」なんかは、室内で育てることを想定しているから、水やり頻度を減らせるようにある程度保水性があるんですね。
使うなら知っておきたい「多肉植物が好む土」の条件
じゃあ、多肉植物がどんな土を好むのか、改めて確認しておきましょう。
多肉植物にとって一番大事なのは「水はけ」です。
根っこが常に湿っている状態だと、呼吸ができなくなって腐ってしまいます。
だから、土の粒子が比較的大きくて、水がスーッと抜けていくような構造の土が理想的。
あとは、適度な通気性も必要です。
土が固く締まってしまうと、根っこが呼吸しにくくなるし、水も流れにくくなります。
肥料分は控えめな方が良いことが多いです。
肥料が多すぎると、徒長(ひょろひょろと間延びすること)の原因になったりします。
多肉植物が好む土の条件をまとめると、こんな感じです。
- 水はけが良い
- 通気性が良い
- 肥料分は控えめ
- 粒子が比較的大きい
ダイソーの土で多肉植物を育てるリスク
ダイソーの土、特に観葉植物の土などを多肉植物にそのまま使う場合、どんなリスクがあるのかも知っておくべきです。
一番のリスクはやっぱり「根腐れ」ですね。
水やり後、土がなかなか乾かないと、根っこがダメージを受けてしまいます。
特に梅雨時期や冬場など、気温が低くて湿度が高い時期は要注意です。
あとは、肥料分の問題。
元肥として肥料が含まれている場合、多肉植物には栄養過多になってしまうことがあります。
結果として徒長してしまったり、本来の姿とは違った育ち方をしてしまう可能性も。
もちろん、全てのダイソーの土が多肉植物に向かないわけではないし、上手に育てている人もいます。
でも、リスクがあることは理解しておきましょう。
多肉植物をダイソーの土で育てる時の注意点とコツ
多肉植物をダイソーの土で育てる時の注意点とコツ
そのまま使うのはちょっと待って!排水性をアップさせよう
もし多肉植物にダイソーの土を使ってみるなら、一番大事なのは「水はけを良くする」こと。
さっきも話したけど、ダイソーの土は一般的な植物向けで、多肉には水持ちが良すぎる可能性が高いんです。
だから、買ってきた土をそのまま鉢に入れるのは、ちょっとリスクが高い。
じゃあどうするかというと、水はけを良くするための材料を混ぜ込むのがおすすめです。
例えば、赤玉土や鹿沼土の小粒、軽石なんかを混ぜると、土の間に隙間ができて水が通りやすくなります。
これもダイソーで手に入る場合がありますし、なければホームセンターでも少量から買えますよ。
目安としては、ダイソーの土と水はけ改善材を半々くらいで混ぜてみてください。
これで、根腐れのリスクをグッと減らせるはずです。
水やりはとにかく慎重に!乾燥気味を心がける
土をブレンドして水はけを良くしても、やっぱり水やりは慎重にする必要があります。
多肉植物は乾燥に強い植物なので、「水切れで枯れる」より「水のやりすぎで根腐れする」ことの方が多いんです。
土の表面が乾いてから数日待って、鉢を持ち上げてみて軽くなっていたら水やりのサイン。
鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりあげたら、次は完全に土が乾くまで待ちましょう。
特に日当たりが悪い場所や、風通しの悪い場所で育てている場合は、土が乾きにくいのでさらに水やり間隔をあける必要があります。
「ちょっと足りないかな?」くらいでちょうど良い、そんな気持ちでいるのが多肉植物を上手に育てるコツですよ。
ダイソーの土を使う際の注意点まとめ:
- そのまま使わず、赤玉土や鹿沼土などを混ぜて水はけを良くする
- 水やりは土が完全に乾いてから、たっぷり与える
- 日当たりや風通しが悪い場所では、さらに水やり間隔をあける
- 鉢底石をしっかり敷いて、余分な水が溜まらないようにする
- 多肉植物の様子をよく観察し、変化に気づけるようにする
ダイソーの土以外で多肉植物におすすめの土は?ブレンドもアリ
ダイソーの土以外で多肉植物におすすめの土は?ブレンドもアリ
多肉植物にぴったりな市販の土は?
ダイソーの土も工夫次第で使えないことはないけれど、やっぱり「多肉植物のために作られた土」っていうのは、安心感が違いますよね。園芸店やホームセンターに行くと、色々なメーカーから多肉植物やサボテン専用の土が売られています。これらは最初から水はけや通気性がバッチリ考えられていて、多肉植物が元気に育つようにブレンドされていることが多いです。
成分を見てみると、赤玉土や鹿沼土、軽石、バーミキュライトなんかがバランス良く配合されています。自分でイチからブレンドするのは面倒だな、難しそうだな、って思うなら、まずはこういう専用土を使ってみるのが手っ取り早くて確実です。
自分でブレンドする楽しみと材料
いやいや、自分で土を配合するのもガーデニングの醍醐味でしょ!って人は、ぜひブレンドにも挑戦してみてください。自分の育て方や環境に合わせて、土の配合を変えられるのが最大のメリットです。
基本となるのは、水はけを良くするための「硬質赤玉土」「鹿沼土」「軽石」。これに、保肥力や水持ちを少しだけ調整するために「腐葉土」や「ピートモス」をごく少量混ぜたり、根張りを良くするために「くん炭」を加えたりします。
ダイソーで手に入る単体の用土(赤玉土など)と、ホームセンターなどで売っている他の材料を組み合わせるのも良い方法です。たとえば、ダイソーの赤玉土に、園芸店の鹿沼土と軽石を混ぜてみるとか。
ちなみに、ネットで「多肉植物 土 配合」とか検索すると、色々な人がおすすめのブレンドレシピを公開しているので、参考にしてみるのも面白いですよ。自分の「これだ!」っていう黄金比を見つけるのも、また楽しい時間です。
多肉植物におすすめの土(ブレンド材料としても):
- 硬質赤玉土(小粒~中粒)
- 鹿沼土(小粒)
- 軽石(小粒)
- 日向土(小粒)
- 多肉植物・サボテン専用培養土(市販品)
多肉植物の土、結局ダイソーはどう使うのが賢いのか
多肉植物の土、結局ダイソーはどう使うのが賢いのか
ダイソーの土を賢く使うための結論
さて、多肉植物の土について、ダイソーの可能性を探ってきましたが、結局のところ、どう使うのが一番賢いんでしょうか?
結論から言うと、ダイソーの土をそのまま多肉植物に使うのは、ちょっとリスクが高いです。
でも、全く使えないわけじゃありません。
一番おすすめなのは、ダイソーで手に入る「赤玉土」や「鹿沼土」といった単体の用土を、他の材料とブレンドして使う方法です。
これなら、多肉植物が好む水はけの良い土を、コストを抑えながら自分で作ることができます。
もし、ダイソーの「観葉植物の土」などを使う場合は、必ず軽石や赤玉土などを混ぜて、排水性を大幅にアップさせてください。
そして、水やりは本当に慎重に。土が完全に乾いたことを確認してから行うのが鉄則です。
japanplantcare.comでも、多肉植物の育て方について詳しく解説しているので、そちらも参考にしてみてくださいね。
結局、多肉植物にダイソーの土はどう使う?
多肉植物にダイソーの土を使うのは、全く問題ない場合もあれば、少し工夫が必要な場合もある、というのが正直なところです。特に「観葉植物の土」などは、そのまま使うと水はけが悪すぎて根腐れのリスクが高まります。でも、鹿沼土や赤玉土といった他の資材とブレンドすれば、多肉植物に適した環境に近づけることは可能です。手軽に始めたい、まずは試してみたいという時には、ダイソーの土は強力な味方になります。ただし、多肉植物の種類や育てている環境に合わせて、土の状態をよく観察することが何よりも大切です。もし、もっと本格的に、失敗なく育てたいと思うなら、多肉植物専用の土を検討するのも良いでしょう。japanplantcare.comのような専門サイトも参考に、あなたの多肉植物にぴったりの土を見つけてください。